【感想】映画「第9地区」はおもしろい。観ないと体験できないこと3選。
映画「第9地区」を観ました。
予想を裏切られるほどめちゃくちゃおもしろい作品でした。
衝撃的なストーリーにハラハラする展開。
この作品を楽しむために観ないと体験できないことをみていきましょう。
映画「第9地区」とは
映画「第9地区」とはどのような作品なのか簡単にみていきます。
- 2010年に公開。
- ジャンルはSF。
- アカデミー賞にノミネート。
- ゴールデングローブ賞など各賞を受賞。
- 監督はニール・ブロムカンプ。大ヒットした映画の「エリジウム」,「チャッピー」の監督。
- 主演は当時,無名だったシャルトー・コプリー。
- セリフはすべてアドリブ。
そこまで注目されていないにもかかわらず,予想外のおもしろさで大ヒットしました。
それだけ創りこまれている作品であることがわかります。
観ないと体験できないこと3選
この作品がおもしろいのはお伝えした通りです。
ではこの作品の何がおもしろさを伝えているのでしょうか。
観ることでしか体験できないことを3つみていきます。
ドキュメンタリー風の流れ
作品としてSF映画でありながらもドキュメンタリーのように撮影されています。
実際に起こっているような,実にリアルな世界観を表現しています。
宇宙人と人間が戦争をガンガンやっちゃうようなSF映画ではないですね。
当たり前のように話がスタートしていき,ドキュメンタリーのような流れでドンドン引き込まれていきます。
この作品を観たことがない人はその新鮮な作風におどろきます。
映像のリアリティ
この作品を観ないと体験できないことは映像がリアルだということ。
監督のニール・プロムカンプはVFXという映像技術に長けている人物。
監督お得意のVFXで描く映像はリアルそのものです。
南アフリカに侵略している宇宙船のVFXは本当にいるのではないかと思えるほど。
この映画を観たときにあまりのリアルさにびっくりしました。
オリジナリティある武器や兵器が登場するアクションシーンも楽しめます。
初めてみるとおどろくこと間違いなしですね。
だんだん悲しくなる
単なるSF映画ではないんです。
主人公を中心に侵略者するエイリアンとの関係がみえてきます。
主人公に注目しておくだけでだんだんと悲しくなってきます。
演じているシャルトー・コプリーのセリフはアドリブなのか疑ってしまいます。
追いつめられる緊迫感が伝わってきて終始ドキドキしてしまいました。
監督としては「格差」や「差別」を表現したかったこともあるようです。
この作品には観ている人をどんな気持ちにさせるのかメッセージ性が高いと感じられます。
私自身は衝撃的なラストに胸がくるしくなってしまいました。
まとめ
映画「第9地区」はおもしろい。観ないと体験できないこと3選をみていきました。
その3つは以下の通りです。
- ドキュメンタリー風の流れ
- 映像のリアリティ
- だんだん悲しくなる
この3つは観ないと体験できなかったことでした。
作品のあらすじや評価をまったく知らずに観ました。
イッキに観てしまうほどおもしろかったです。
観ないと体験できないことがこの作品にはあります。
リアルのあまり世界のどこかであった話かこれから起こりそうな話でした。
ラストシーンをどのように受け取るかは人それぞれです。
高評価を得たこの作品を一度は観てみてくださいね。
以上,【感想】映画「第9地区」はおもしろい。観ないと体験できないこと3選でした。
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