仕事でうつ病に! 診断までの5つの手順と4つの治療方法を徹底解説。
軽度のうつ病と診断されました。
休職して1年が経過しました。
- うつ病かもしれない
- どんな流れで治療をしていくのか
こういった方へ向けています。
うつ病と診断されるまでの流れや治療方法を徹底解説していきます。
それではみていきましょう。
うつ病と診断されるまでの5つの手順
うつ病と診断されるまでどのような流れなのでしょうか。
うつ病は人それぞれで症状がちがってきます。
自分の症状をはっきりとさせなければなりません。
心の病気なので細かく知ることが目的。
診断されるまでの手順はいたって簡単です。
気にせず行動する
うつ病は心か体に異変があらわれます。
呑気に仕事ができる状況ではありません。
気分的に不調であったり,ネガティブなことを頭のなかで考えてしまいます。
仕事に限界を感じていたら,気にせず行動です。
マイナスなことを考えてしまいがちですが,自分のことを優先して休んだり,病院を調べることで道が開けます。
まずは気にせず行動をしていきましょう。
病院を調べる
精神科の病院を調べましょう。
患者さんが多く,すぐには受診できない病院がほとんどだと思います。
すぐに診てもらいたいと思っても,その通りにならないのが精神科の現状です。
自宅からどのように通っていくのかを考えておきましょう。
私の場合はネットで検索して自宅から1時間くらいかかるクリニックにしました。
近所の精神科が予約でいっぱい,1か月待ちだったからです。
自分が無理なく通える病院をみつけましょう。
病院を予約
病院を予約しておきましょう。
精神科はほとんどが予約制です。
自分が受診できる日や時間をなるべく早く決めましょう。
病院には初診であること,どんな症状であるかを伝えておきましょう。
先生に診てもらうときにスムーズです。
アンケート診断
病院を決めて受診することになったら,いよいよ診断です。
予約時間までに病院へ向かい,診察の時間をまちます。
初診のときには先生にどんな症状か話をしたあと,アンケート形式の問診があります。
そのアンケートでうつ病の症状がわかります。
自分の心と体のことを聞かれるだけなので正直に答えればいいです。
アンケート後,先生が採点化します。
再度,先生と問診にうつります。
先生との問診
初診の場合にはアンケート後,状況を説明して診断をもらいます。
私の場合には「仕事によるうつ病」と診断されました。
うつ病は心の病気なので人それぞれで感じ方がちがいます。
なのでアンケートによる数値化と先生の感性による2点で決まります。
その病院のウワサや口コミなんかをネットでみることもできますが,あまり気にせず受診をした方が良いです。
合わない先生もいると思いますが,そのときには病院を変えましょう。
基本的には患者さんの立場にたっていろいろと聞いてくれるのでしょう。
受診の2回目以降は日々,どんなようすか気持ちはどうかといったものになります。
病院へ通うペースは月に1回です。
うつ病の4つの治療方法
うつ病と診断されてから治療をすることが必要となります。
うつ病を治療するために4つの方法がありました。
投薬
症状による投薬です。
私の場合は睡眠薬。
眠れない状態や快眠できないことが多かったからです。
先生との問診で投薬するものを選択,落ち着くまでは投薬となりました。
無理やり処方されること,まったく見当ちがいな薬だった場合は断るようにしましょう。
飲む,飲まないは体調や症状によって判断していきましょう。
病院へ通う
病院へ通うことです。
治癒していなくても先生との問診は自分の状態をしることになります。
万が一,休職する場合には定期的な通院が必要です。
先生と会話することや自宅にこもらずに外出するきっかけにもなります。
心の回復が目的ですね。
なかにはウソをついて病休や休職をする方もいらっしゃるようなので,くれぐれも注意しましょう。
仕事を休む
仕事をしている方でうつ病と診断されたら,多くの方が病気休暇をとります。
仕事は休みましょう。
仕事によるうつ病になる場合は復帰できるかやめるかの2択。
好きな仕事でも,人間関係で苦しくなることが多いので悩みどころです。
休むことでエネルギーを充電し,復帰できるまでの気持ちが回復するまで待ちましょう。
お金やキャリア,周りからの目線を感じてしまったので葛藤しました。
心に負担がかかってしまっているので1年かけて治療することとなりました。
自分の状況や先生とのやりとりで休むことを選択していきましょう。
気晴らしをする
うつ病と診断されたら気晴らしをしましょう。
自分の趣味でもかまいません。
時間ができるので仕事をしていた頃とは違い時間があります。
心を回復させるためにイヤなことを忘れるための気晴らしです。
遊びまくるわけではないので,適度な気晴らしです。
職場には休職のルールがあるので,休職中は「何をしてはいけないのか」を確認しておきましょう。
うつ病の状況は変わったのか
仕事のことでうつ病になり,治療をしました。
状況は変わったのでしょうか。
1年ほどのようすは以下の通りです。
- 休むことで心は落ち着いた
- 治療を続けることで違う視点がもてた
- 働く意欲がもてるようになった
- 職場の状況は変わらない
仕事によるうつ病で休職して,結果としてうつ病の症状は回復しました。
じっくり時間をかけて,焦らず治療することは効果がありました。
一方で「お金」については働いていないので給与がありません。
なので,休んでも生きていける「お金」をもっておくことが必要かもしれません。
状況によっては休職手当や2/3の給与補償があったりするので,きっちりとうつ病になったきっかけを把握しておきましょう。
うつ病は回復しましたが,先生との話で職場のパワハラによるダメージが大きいので違う視点での治療をしています。
まとめ
仕事によるうつ病の5つの診断手順と4つの治療方法をみていきました。
診断されるまでの5つの手順
- 気にせず行動する
- 病院を調べる
- 病院を予約する
- アンケート診断
- 先生との問診
4つの治療方法
- 投薬
- 病院へ通う
- 仕事を休む
- 気晴らしをする
うつ病は誰にでもおこる心の病気です。
心がつかれていたり,病んでいるとたくさんのことへ影響していきます。
仕事,家族を含めて自分に自信もなくなります。
私も限界まで自分を追いつめていました。間違っていると思ってもガマンしてその場をのりきってきました。
昔の感覚だと「働きまくること」,「偉い人の言うことは絶対」が美学になっています。
その美学にそまってしまったために,自分を犠牲にしました。
相手を批判的に恨んでしまったり,怒りをもっていました。
ですが,きちんと治療すること,休むことで自分の心と体を回復させることができました、
冷静になって物事をみたときに,パワハラ案件が解決していないこともみえてきました。
あのまま働き続けていたらどうなっていたのだろう。
そんな気持ちもあります。
私と同じ状況になってしまわないように,誰かを救うことになれれば幸いです。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。