【感想】映画「アシュラ」を鑑賞。韓国映画らしいドロドロな作品でした。
韓国映画「アシュラ」を鑑賞しました。
ドロドロな黒い世界観に苦しくなりました。
今回はこの作品についてみていきます。
映画「アシュラ」とは
(C)2016 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved
2016年公開の韓国映画。
ジャンルはサスペンスドラマ。
あらすじは,汚職まみれの警察官が主人公。不正を働く市長と不正を暴く検察の板挟みにされ,立場を追い詰められていく話。
主人公を演じるチョン・ウソンの目力,
カメレオン俳優,ファン・ジョンミンのぶっ飛んだ演技がすごい。
自分の私利私欲にかられている人間がどんどん悪い方へ行く姿がみもの。
もちろん,フィクションである。
実話っぽく韓国でありそうな話だと思えるくらいリアリティのある完成度。
映画「アシュラ」の魅力
魅力だらけのこの作品。
全体的にドロドロとしているので,ムカムカしてきます。
この作品だからこそ,描けているところにおもしろさを感じました。
欲の表現がすごい
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この作品はとにかく「人間の欲」が伝わってきます。
お金,地位,名声など自分を高めるためには手段を選びません。
出てくるキャラクターそれぞれの個性がはっきりわかります。
そして,そのキャラクターによって欲の表し方が違い,個性を出しています。
この作品を観ていくと,人間の欲や汚いやり方がよくわかります。
人間って一歩間違えれば,汚い道をえらんでしまうものなんですね。
人間関係のもつれ
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人間関係のもつれがはっきりしています。
平気で人を売ったり,裏切ったり,利用したり。
この作品で,そんなことは当たり前。
自分のためなら,他人を押しのけれる性格のキャラクターがたくさんいます。
それなのに,とにかく演じている役者さんの表情がめちゃくちゃ良い。
悪い演技がうまい俳優だらけです。
ぐっちゃぐっちゃな駆け引きのままエンディングに向かうので,
気持ちを安定させるのにひと苦労。
エンディングをどうとるか。
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この作品のラストをどう受け止めるか。
ラストの受け止め方は人それぞれ。
ネタバレしないようにしたいので詳しくは語りません。
私としては「マジかよ」とショックを受けました。
ハッピーエンドなのか、バッドエンドなのか…。
想像しながら観ていくとおもしろいです。
一般的な映画のラストをイメージしたり,何かあるのかなと期待していたり,たくさんの予想をしていました。
ですが,まさかこんなことになるとは考えていいませんでした。
韓国映画らしいのか…悪は罰せられるべきなのか…。
エンディングを迎えながらいろいろ考えてしまいました。
もちろん,おもしろくでドキドキする作品。
終わった後はスッキリ!というよりも,ジーンとなにか心残りがある感じでした。
まとめ
韓国映画らしいドロドロな作品,映画「アシュラ」についてみていきました。
はじめは知らなかった作品でしたが,観ていくうちにハマりました。
この作品の魅力は3つあります。
- 人の欲を表現する
- 人間関係のもつれ
- 衝撃的なラスト
なんとなーく観た感じでしたが,どんどん吸い込まれていくおもしろさです。
最初の30分だけ観ようとしたら終わるまでイッキに観てしまいました。
この作品を夜に観ると,おそらくラストまで寝れません。
それだけ気になってしまう作品です。
気になった方は観てみてくださいね。
ちなみに,NetflixやU-NEXTなどの動画配信サービスでもみることができますよ。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
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