映画「エネミー・オブ・アメリカ」は「監視される恐怖」がある先の読めない作品
こんにちは。アオペです。
今回は映画「エネミー・オブ・アメリカ」を紹介にします。
私がこの映画を観て、「監視される恐怖」を体験しました。ネットワーク技術の進化で「どこにいてもバレてしまう」というシーンが多くあります。
十分楽しめる作品になっていますが,この切り口の映画は初めてだったので大きな驚きと恐怖を感じたことを覚えています。
トニー・スコット監督のアイディアはすごい…。
エネミーオブアメリカとは
物語は弁護士である主人公が偶然,暗殺事件の証拠となるビデオを手に入れたことにより,NASAから追われることになり,逃げながらも陰謀を暴いていく話です。
全米で大ヒットし興行収入がアメリカだけでも1億ドルを突破した大作です。
みどころ
監視される恐怖
この映画はNASAの協力のもと撮影が行われました。
当時はまだ通信技術とプライバシーに関する法律や規制が細かく制定されていませんでした。
いち弁護士の主人公がひょんなことからNASAに追いかけられてしまうことになり,何をするにしても行動や居場所がバレてしまいます。
そんなシーンを観ると「プライバシーない!」と言いたくなります。
ウィル・スミスの好演も光ります。情報操作等をしらない素人の人間が追いつめられるさまをリアルに演じています。
共演しているジーン・ハックマンもタジタジしてしまうほど情報漏洩やネットワークのコワさを感じることになっています。
知らない間にプライバシーを侵害されているという恐怖を感じます。
リアルな情報漏洩のコワさを知ることができる作品です。
先を予想しにくいサスペンス
この映画は公開当時,最先端をいくサスペンス映画でした。情報漏洩やプライバシーを侵害するような切り口の鋭い映画はありませんでした。
サスペンス映画に慣れてくると先が読めて「やっぱりね」となることが多いです。
しかし,この映画を観たときに私はネットワーク技術や通信衛星などの機械が進化を遂げていることをしり,先が全く読めませんでした。
「NASAのネットワーク技術や通信衛星技術には敵いませんよ!」と宣告しているような作品です。
映画なのでハッピーエンドで終わりますが,この作品は先が読めませんでした。
まとめ
今回は映画「エネミー・オブ・アメリカ」を紹介しました。
この作品は「監視される恐怖」を体験できる先の読めないサスペンス映画となっています。
プライバシーを侵害される恐怖が多く描かれています。
アクションシーンもあり,ウィル・スミスの緊張感ある演技も味わえる良い作品です。
この作品をきっかけにアメリカでは細かな法律や規制ができたほど影響力があります。
この作品からネットワークやプライバシーに関わる映画が増えてきたように思います。
ぜひ,アクションシーンやウィル・スミスの演技を楽しみながらもこの恐怖を体験してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。