映画「X-MEN」の新シリーズは泣いてしまうほど完成された作品です。
こんにちは。アオペです。
映画「X‐MEN」の新シリーズは泣いてしまうほどの完成された映画であることを紹介します。
2011年以降の新シリーズはSF映画の作品としておススメしたいだけではなくミュータントであることの葛藤や人間ドラマとして評価できる作品です。
このシリーズはごりごりのSF映画ですが,意外にも泣ける要素があります。
これまでのシリーズはSF映画のアクション満載なので楽しみたいときにおススメです。
では映画「X‐MEN」の新シリーズの泣いてしまうほど完成された作品であることをみていきましょう。
X‐MENシリーズとは
MARVEL作品であり大ヒットしている人気シリーズ。
2011年のキャストを一新してから内容の時系列が複雑に…。
はじめて観る方には理解が難しいところもあるが2011年のファースト・ジェネレーションから始めても良いです。
シリーズは以下の通りです。
旧シリーズ作品
スピンオフ作品
新シリーズ
- 『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011年)
- 『X-MEN: フューチャー&パスト』(2014年)
- 『X-MEN: アポカリプス』(2016年)
- 『X-MEN: ダーク・フェニックス』(2019年)
たくさんのシリーズがあります。ウルヴァリンに焦点をあてたスピンオフ作品もなかなか悲しくなりますが,今回は新シリーズを紹介します。
泣ける理由
2011年のファースト・ジェネレーションからキャストが一新したことで人間ドラマ的な要素とキャラクターに依存してしまうくらい演出のレベルが高くなりました。
SF映画なのになぜか悲しくなり,泣けてくる完成度の高さがあります。
観ているだけ泣ける背景
- ミュータントという存在が差別されている世界。
- 特殊能力をもっているのに差別されているキャラクター。
- 特殊能力のせいで葛藤がにじみでている。
- 差別によって劣等感やみじめさをもっているキャラクター。
- 誤解や判断の間違いが多く,人間関係のトラブルにつながる。
- 相手ではなく自分の信念で行動をするので決別や裏切りがある。
- 人を愛することと死による悲しみがある。
- 愛する人を失うことによる憎しみのこわさがある。
- ささいなことで誤解を生み,それが戦いを生む 。
共感してしまう2人
X-MENシリーズはこの2人のキャラクターに共感してしまいます。
プロフェッサーX(ジェームズ・マカヴォイ)とマグニート(マイケル・ファスベンダー)です。
この2人はX-MENファーストジェネレーションからシリーズの中心人物であり,このキャラクターを演じる2人の俳優は本当に演技力が高いと感じます。
共感できるところ
ジェームズ・マカヴォイ(プロフェッサーX)
- 表情をくずさない落ち着いて冷静なキャラクター。
- 信念がありながらも口数が少ないので誤解されやすい。
- 弱みがあるときや不安になったときにみせる表情。
- 怒りの感情を抑え,冷静に対処しようとする表情。
- 仲間に裏切られていても平気な顔をしている。
- 車いすに乗ることとなってしまった悲しい過去の出来事。
マイケル・ファスベンダー(マグニート)
- 本当は優しいのに力で解決しようとする。
- 愛を大切にし,愛する人を守ろうとする。
- 悪に落ちてほしくないと思っていても落ちてしまう悲しさ。
- 誤解しやすく,されやすいといったタイミングの悪さ。
- 悪に落ちても改心する漢気。
このX-MENシリーズのキャラクター設定とこの2人の俳優でなければ泣いてしまうほど完成された感動できる作品となっていなかったでしょう。
演技力が見事なジェームズ・マカヴォイとマイケル・ファスベンダーに心を揺さぶられること間違いなしです。
まとめ
映画「X-MEN」の新シリーズは泣いてしまうほど完成された作品であることを紹介しました。
泣いてしまう理由の一つは映画の内容やキャラクター設定。
そして作品の中心となる2人のキャラクターを演じた俳優の演技力の高さが泣いてしまう理由ということでした。
MARVEL作品といえば娯楽的に楽しめる映画として有名です。しかしX-MENシリーズはSF要素もありますが,シリアスで人間ドラマのある考えさせられる作品だと感じています。
X-MENシリーズも大ヒットして楽しめる作品ですが,作品の背景やキャラクターに焦点をあてて観るとその世界観に共感できることでしょう。
私は映画「X-MEN」の新シリーズを観て,自然と涙がこぼれました…。はずかしい…。
まだ観ていない方も観ている方も,泣いてしまうほどの作品としておススメします。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。